大阪府衛生害虫検索システム

ケナガコナダニ                          チリダニ
虫名
ケナガコナダニ(左)・チリダニ(コナヒョウヒダニ)(右)
説明

成ダニは胴長0.4mm前後。卵形で、半透明な乳白色。胴後部縁部に7対の長剛毛を持つ。
穀物屑、穀粉とその加工品、干物、粉ミルク、粉チーズなど貯蔵食品に発生する。また、湿気のある畳にも大発生する。

チリダニは畳や布団に発生し、死がいや糞がアレルゲンとなる。


【チリダニ(コナヒョウヒダニ)】

成ダニは胴長0.3〜0.4mm。ほぼ楕円形で、背面は細い線状紋理で覆われている。ヤケチリダニ(ヤケヒョウヒダニ)は第IV脚が小さい。 人のアカやフケをエサにしている。気温20℃、湿度60%以上になると増える。タタミやフトンに発生し、死骸や糞がアレルゲンとなる。気管支ぜん息の原因の一つになっている。

ひとつ前の画面に戻る