大阪府衛生害虫検索システム

虫名
セイヨウミツバチ (分蜂(左下)・巣(右下))
説明

体長13mm内外。ニホンミツバチとは腹部背面基部がより黄色味が強く、後翅のR脈が2本あることで区別できる。
働きバチは2〜6ヶ月生存する。巣は寄生虫やスズメバチ被害に遭わなければ、継続して使われるが、4〜5月頃に分封(巣分かれ)する。移動中の群が軒先や庭木に球状に群がるが、この状態では、ほとんど攻撃性はない。1〜数日すれば移動してしまう。
養蜂されていたものが野生化したもの。ニホンミツバチは、従来、山野の樹洞や岩の隙間などの閉鎖空間でしか造巣しなかったが、最近は住居地の開放空間で営巣する例が増えてきている。
ハチ毒は、刺傷毒の他、繰り返し刺傷されて生じるアナフィラキシー・ショックがあり注意が必要。

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